比較文化論

昨日の比較文化論の授業は
日本の西洋化に関する内容でした。

当時の西洋化とは、主に西ヨーロッパの文化
が主体となっているものだそうですが、
戦後はアメリカ主体です。

確かに明治初期の日本と西ヨーロッパ諸国では
格段の差があったものと思われますが、
現代においては文化的な差というものは
あまり感じられません。

特に戦後の日本は物質的豊かさを目標に
資本主義一直線ですが、人々の幸福感
に関しては、反比例しているようにも
思えてなりません。

私は基本的に朝が早いので、あまり満員電車
というものに乗ることはないのですが、
たまに満員電車に乗ると9割以上の方は
朝からぐったりしている様子ですし、
また、まったく笑顔がありません。
私からすると、幸福そうには到底見えません。

少なくとも400年前後続いた江戸時代は士農工商
階級が分けられて自由はなかったものと思いますが、
上記のような光景はなかったのではないかと感じます。
少なくとも、現代日本のこの電車の人々よりも
幸福感を感じながら生きている人が多かったのでは
ないかとも想像してしまいます。

現代のこの平和な世の中を否定しているわけでは
ないのですが、電車の中でのあの様な光景が
あたりまえのものになってしまっていることに、
何か違和感を覚えてなりません。

生きているということは、もっと幸福に満ちたものだと
思うのですが、いかがでしょうか?

朝、鳥達の鳴き声を聞いて、彼らがいやいや
生きているように思えるでしょうか。
朝の到来を待ちわびていたように鳴き声を
発しているはずです。

人間も本来同じだと思うのです。

西ヨーロッパ諸国の方々の方がこういった点
では、優れていそうですね。

夏休みはひと月バカンスであったり、
有給休暇はきちんと消化するそうです。

この国の方向性、少し考え直すべき時な
のではないでしょうか。