比較文化論

明治時代の西洋画と日本画(浮世絵)に関する内容でした。

「浮世」とは、元々は現実のあらゆる様を指す言葉だそうで、江戸時代に入り世の中が安定して戦もなくなった結果美人画を描くようになっていったそうです。

この頃、目の細い女性がデフォルメされて描かれていたのに対し、

浮世絵

西洋では、目が大きく鼻立ちが高い人物が写実的に描かれています。

ラファエロ

最近は日本人でも目の大きい人が多くなってきたように思います。以前NHKの番組で観たのですが、目が細く一重まぶたのモンゴロイドは、極寒の地に対応するため、まぶたに耐寒用の分厚い脂肪が入っており、また、外気に触れる表面積を小さくするため、細い目となっているそうです。

一長一短があるのでしょうが、近頃の傾向を見ていると目が大きく二重まぶたの人がもてはやされているように感じます。これも地球温暖化の影響でしょうか?

因みに私は、どちらかというと浮世絵の方が味があって良いと思います。これも人それぞれですね。

浮世絵風に人物を写せるデジカメ何かが有ったら面白いかもしれません。